アパートやマンションなど賃貸物件の内覧は、住んでから後悔しない為の大事な確認作業となります。
賃貸物件を内覧する時のチェックリスト
賃貸物件の内覧というと、どうしても間取りや日当たりなどに気を取られがちです。
何もない空間は広く見えますから、それだけで凄く良い物件のように感じられます。
でも引っ越しをして実際に暮らしてみると「思ってたんと違う」と後悔することもよくあります。
そんなことにならない為には、細かくチェックしていくことが大事です。
ポイントは、チェックリストを作って確認していくことです。
また気になることはどんどん質問して、写真やメモを残しておきましょう。
このページの目次
キッチンのチェックポイント
キッチンのチェックポイントは次の4つです。
- ガスの種類とガスコンロの有無(IHの場合もあり)
- 換気扇の大きさや性能
- 台所収納の種類と容量
- 冷蔵庫の置き場とコンセントの位置
ガスの種類
まずはガスの種類のチェックします。
都市ガスなのかLP(プロパン)ガスなのかで使用するコンロが違います。
また料金設定も違うので要注意です。
換気扇
料理をする人は換気扇もチェックしましょう。
大きさのチェックだけじゃなく、可能なら一度回してみて性能を確認します。
台所収納
収納は、実際に使っている台所用品が収納できるのかを考えながら確認します。
すべての扉をあけてカビ臭くないかなどの匂いチェックも忘れずに。
冷蔵庫
冷蔵庫の置き場所はとても重要です。
実際に使っている冷蔵庫が置けるのか、そしてコンセントの位置も確認しましょう。
リビングのチェックポイント
リビングのチェックポイントは次の8つです。
- 天井
- 窓の開閉と大きさ
- カーテンレールの有無
- コンセントの位置
- エアコンの有無
- リビング収納(クローゼット)
- モジュラージャックの有無
- 畳の沈み方(和室の場合)
天井のシミ
まずは天井を見てシミがないか確認しましょう。
もしもシミがあれば過去に雨漏りなどの水漏れがあったことになります。
窓や網戸
次に窓の開閉では、スムーズに開け閉めできるか、ガラスに傷が無いかなどをチェックします。
網戸に破れなどがある場合は、修理してもらえるか確認しましょう。
カーテンレール
次に引っ越し当日にカーテンを付けれるよう、カーテンレールの高さと幅も測っておきましょう。
稀にカーテンレールが無い事もあるので、忘れずにチェックして下さい。
リビング収納(クローゼット)
そして収納スペースのチェックでは、必ず全ての扉や引き出しを開けて下さい。
湿気やカビなどが無いか確認しましょう。
もしも湿気を感じる場合は、室内の換気が良くない証拠です。
そこに衣類を収納するとカビてしまう恐れがあります。
和室の畳
最後に和室の場合で畳が沈む感じがしたら、底板が腐っている可能性があります。
これは室内や床下の換気が悪くて湿気がこもりやすい証拠です。
風呂・洗面・トイレのチェックポイント
お風呂、洗面所、トイレのチェックポイントは次の4つです。
- 換気扇
- 設備や機能
- 収納
- 洗濯機パン(洗濯機防水パン)の有無とサイズ
換気扇
まずは換気扇のチェックをしましょう。
正常に回って機能するかを確認して下さい。
ホコリが詰まっていたり、異音がする場合は掃除や修理の必要があります。
お風呂とトイレ
シャワーなどの設備があるのか、追い炊きなどの機能があるのか、トイレは全て作動するのかなどを確認しましょう。
洗濯機
洗面所に洗濯機を置くスペースがある場合は、洗濯機パンがあるを忘れずにチェックしましょう。
そして実際に使っている洗濯機がそこに置けるのかもチェックして下さい。
ブレーカーのアンペア数をチェック
物件によってはアンペア数が極端に低いことがあります。
ブレーカーに書いてあるアンペア数を必ずチェックしましょう。
主な家電のアンペア数は次の通りです。
- 電子レンジ:15A
- 炊飯器:13A
- ドライヤー:12A
- エアコン:6.6A
- テレビ:2.1A
例えば15Aの契約でドライヤーと電子レンジを一緒に使うとブレーカーが落ちます。
自分の生活スタイルを考えて、アンペア数を決めましょう。
マンションやアパートなどの集合住宅は、建物自体の配線容量がありアンペア数が変更できないことがあります。
アンペア数を変更したい場合は、変更が可能か事前に確認して下さい。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。