気に入った賃貸物件がみつかり、内覧と申込審査を済ませたら賃貸契約を行います。
契約手続きに必要なものと注意点
賃貸物件の契約書には、難しい単語や聞きなれない言葉が多く出てきます。
そのため苦手意識があったり、聞き流したりする人も多い事でしょう。
しかし賃貸契約のチェックポイントさえ分かっていれば大丈夫です。
分からない事はそのままにせず、担当者にどんどん質問してみましょう。
賃貸契約に必要なもの
契約する不動産会社によって必要なものが多少異なります。
必要なものは担当者が教えてくれるので、あらかじめ聞いておくと良いでしょう。
賃貸契約では次のものを用意しましょう。
- 住民票
- 印鑑
- 源泉徴収票など収入を証明するもの
- 保証人の同意書
- 保証人の実印
- 保証人の印鑑証明
住民票は、入居する全員分が必要となります。
源泉徴収票などは、書類が準備できるまでに時間がかかるので早めに申請しておきましょう
賃貸契約での注意点
賃貸物件を契約すると、契約書に記載されていることに従わなくてはいけません。
後から契約内容に疑問を思っても、契約書に署名していれば既に同意していることになります。
重要事項説明がされていますか?
多くの不動産会社では契約当日に重要事項の説明を行い、その後で契約書にサインするという形式をとっています。
あなたは賃貸契約を交わす前に、建物についてや入居条件などに関する重要事項の説明を受けましたか?
重要事項の説明は宅地建物取引業法で義務づけられており、宅地建物取引主任者が口頭で「建物の構造や設備や注意事項など」を説明します。
この説明を受けてから署名をすると、後で「聞いてなかった」は通用しません。
疑問に思うことや分からない部分はしっかり質問をしましょう。
但し不動産会社が貸主の場合は重要事項の説明は必要ありません。
設備についての確認
賃貸物件の契約をする前に、設備について必ず確認しておきましょう。
契約書に「有」とされている設備は、もしも壊れたら基本的に貸主が修理費負担となります。
特に次の3つには注意しましょう
- エアコン
- トイレ洗浄機(ウォシュレット)
- 給湯器具
契約書に記載が無いのに部屋にあるものは修理に対象にはなりません。
例えば、前の住人が残していったエアコンやガスコンロなどがそれに該当します。
いわゆるサービス品という扱いになります。
故障したときの修理で困らないよう、部屋にあるものが設備なのかサービス品なのかを必ず確認しましょう。
契約内容の確認
契約期間や家賃の支払い方法などを確認しましょう。
- 家賃の支払い日
- 更新料
- 特約の内容
賃貸物件の契約期間は「2年契約」が殆どです。
更新する場合に更新料が必要なのか確認しておきましょう。
特約がある場合は、その内容も確認する必要があります。
解約方法を確認
賃貸契約を解約する方法を確認しておきましょう。
特に次のことに注意しましょう。
- 賃貸の解約方法
- 賃貸の解約時期
- 途中解約ができるのか
- 違約金は発生するのか
物件によっては、途中解約をすると違約金が発生することがあります。
どういった条件で違約金が必要なのか把握しておきましょう。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。