長距離の引っ越しで困るのが「自動車とバイク」
短距離なら運転していけますが、長距離だと運転が難しいこともあります。
自動車やバイクは陸送で引っ越し
自分で新居まで乗っていけない場合は、引っ越し業者や車(バイク)の陸送専門業者に依頼して輸送します。
また便宜上、陸送業者という呼ばれ方をすることが多いですが、実際にはフェリーを使用したり、積載車(キャリアカー)に載せて自走しないという輸送方法がとられることもあります。
どういうルートで輸送するのかで、価格や日数が変わるので注意しましょう。
このページの目次
自動車やバイクの陸送料金の相場
陸送料金は「車種・距離・時期」などで違うので、明確な相場というものがありません。
おおよその料金目安として参考程度に考えて下さい。
東京~大阪:550km
自動車 | 40,000円~50,000円 |
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50cc原付バイク | 10,000円~15,000円 |
100~700cc | 30,000円~40,000円 |
700cc以上の大型バイク | 40,000円~50,000円 |
東京~福岡:1100km
自動車 | 60,000円~70,000円 |
---|---|
50cc原付バイク | 30,000円~40,000円 |
100~700cc | 50,000円~60,000円 |
700cc以上の大型バイク | 60,000円~80,000円 |
どの陸送業者に依頼すれば良い?
まずは「引っ越し業者」か「陸送専門業者」のどちらかを選ぶ必要があります。
どちらにするか迷ったら見積もりを取ってください。
陸送にかかる料金や日数などの条件を比べることができます。
ヤマトホームコンビニエンス
提携の陸送業者が輸送します。
軽自動車から大型バイクまで可能で、全国どこでもドアtoドアで運べます。
輸送料金の参考例は下記になります。
東京~大阪:550km
自動車 | 58,212円 |
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50cc原付バイク | 46,440円 |
100~700cc | 55,512円 |
700cc以上の大型バイク | 63,936円 |
東京~福岡:1100km
自動車 | 75,708円 |
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50cc原付バイク | 60,804円 |
100~700cc | 71,820円 |
700cc以上の大型バイク | 83,592円 |
輸入高級車・キャンピングカー・クラッシックカー・プレミアムカーなどは別途料金が必要です。
株式会社ゼロ
自動車やバイクの輸送業界大手の会社です。
面倒な住所変更手続きやナンバープレート交換などの代行手続きも可能です。
輸送料金の参考例は下記になります。
東京~大阪:550km
自動車 | 59,400円 |
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50cc原付バイク | 52,272円 |
100~700cc | 61,776円 |
700cc以上の大型バイク | 71,280円 |
東京~福岡:1100km
自動車 | 77,220円 |
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50cc原付バイク | 67,716円 |
100~700cc | 80,784円 |
700cc以上の大型バイク | 92,664円 |
車検が通らない車 ・ハイドロ車・危険物搭載車は、安全上輸送できません。
自動車やバイクの引っ越しで注意すること
自動車やバイクを陸送するときに重要なのが証です。
もしも輸送中に事故などが起きた場合のことも考えて、保証がしっかりした業者を選ぶようにしましょう。
事前に車体の傷をチェックしておくこと
どこの業者でも預ける前に、立会いのもと車体の傷などを確認します。
引っ越し後のトラブルを避けるためにも、念入りにチェックしておきましょう。
車体が汚れていると傷などが分かりづらいので、洗車をしておくと安心です。
必要であれば、携帯(スマホ)で写真を撮っておきましょう。
車内に荷物を置かない
車両を一時保管する場合など、不特定多数が出入りする場所での保管もあるので、荷物の紛失も考えられます。
車を預けるときは、車内の荷物は全て出しておきましょう。
基本的に、トランクや車内の荷物が破損や紛失をしても保証対象外になります。
引っ越し手続きを忘れずに
手続きの期限は引っ越し後15日以内です。
各種住所変更の手続き
- 普通車
- 新居の住所を管轄する運輸局または支局で行います。
- 軽自動車
- 新居の住所を管轄する軽自動車検査協会の各事務所で行います。
- 125cc以下のバイク
- 住んでいる場所の市町村役場で行います。
- 126cc以上のバイク
- 新居の住所を管轄する運輸局、または自動車検査登録事務所で手続きを行います。
車庫証明の引っ越し手続き
住所を管轄している警察署で行います。
軽自動車は保管場所届出になります。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。