見積もりは、引っ越し業者を決めるうえで一番重要な項目なのですが、そこに記載されている料金以外にも確認することが沢山あります。
引っ越し見積書を見るときのポイント
見積書には、引っ越し当日に行う内容とそれに伴う費用の概算が書かれています。
いろんなことが書かれているので分かりづらいですが、確認不足だとトラブルの原因にもなりかねません。
トラブルが起きないように、しっかり確認するようにしましょう。
このページの目次
見積書?契約書?どちらなのか確認する
引っ越し業者にもよりますが、見積書が契約書を兼ねていることがあります。
この場合はサインをすると契約したことになるので注意しましょう。
どこの業者に依頼するか迷っているなら、サインをする前に見積書なのか契約書なのかを確認しましょう
見積書の内容を確認する
見積書(契約書)には、当日行われる作業の内容が書かれており、その内容通りに引っ越しが行われます。
見積書に書かれていること以外は、追加料金の対象となるので注意しましょう。
引っ越し日・引っ越し時間
次のことを確認しましょう。
- 引っ越し日
- トラック到着時間
- 作業終了時間
- 搬出日と搬入日(長距離)
時間指定をしている場合は、時間が合っているか確認して下さい。
積み下ろしの場所
次のことを確認しましょう。
- 引っ越し先の住所があっているか
- 立ち寄り先の記載(立ち寄る先がある場合)
新居以外に立ち寄る先が複数ある場合は、すべて記載されているか確認して下さい。
トラック・作業スタッフ
引っ越し料金は、トラックのサイズ・作業スタッフの人数で変わってきます。
【トラックのサイズ】参考:サカイ引越センター
軽四 | 軽トラック |
---|---|
Hタイプ | 約3畳分の広さで、全面道路3m以上必要(車と人がすれ違うことができる道幅) |
Kタイプ | 約6畳分の広さで、全面道路が4m以上必要(車、マイクロバスがすれ違うことができる道幅) |
SLタイプ | 約9畳分の広さで、全面道路が6m以上必要(車とトラック、バスがすれ違うことができる道幅) |
よく使用されるのは、Kタイプの2tトラックです。
ショートとロングの2種類があり、料金は20,000円~40,000円くらいです。
作業スタッフは2人からで、荷物が多い場合やエレベーターなしの集合住宅などはスタッフがプラスされます。
引っ越し当日に、見積書(契約書)とトラックのサイズや作業スタッフの数が違う時は、責任者に確認して下さい。
積みきりに注意
積みきりの契約では、トラックに積めるだけしか搬出入しません。
トラックに積みきれない残った荷物は、追加料金を支払って運ぶしかないので、引っ越し料金が高くなります。
引っ越し料金が相場よりかなり安い場合は要注意です。
契約内容が「積みきり」になっていないか確認しましょう。
オプションの確認
オプションを利用する場合は、見積書に記載があることが前提になります。
荷物の搬出入・荷物の出し入れに関する養生は基本料金に含まれますが、それ以外の作業はオプションになることが多いので、何がオプション対象なのか確認しておきましょう。
【エアコンの取りはずし・取り付け工事】
エアコンの取りはずし・取り付け工事は、委託された業者が行い、工事をする場所によっては、追加料金がかかります。
コンセントの交換、延長・電圧切り替え・ガス補充なども追加料金が必要になります。
洗濯機・照明器具の取り外し・取り付けなども有料オプションになります。
引っ越し料金の最終確認
次のことを確認しましょう。
- 追加料金の可能性の有無
- 引っ越し料金の支払い方法
引っ越し料金は基本的に現金払いです。
引っ越し当日に支払いますが、前払いか後払いかを確認しておきましょう。
クレジットカードでの支払い希望の場合は、事前に申告しておく必要があります。
引っ越し業者によっては対応できないこともあるので要確認です。
振込みの場合は、引っ越し前の入金になります。
引っ越し費用を会社が負担する場合は、事前に会社との確認が必要です。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。