着物は型崩れしやすいので、引っ越しでの取り扱いに注意しましょう。
着物や和服の引っ越しを業者に依頼する場合
引っ越しを専門業者に依頼する場合は、荷物の中に着物や和服があることを事前に伝えて下さい。
タンスごと運ぶことができても、着物や和服は専用のケースに移し替えることも多いようです。
引っ越し会社によっては、着物用のケースを用意してくれるので訪問見積もりで相談してみましょう。
また、着物用のケースは有料のオプションになることがあるので詳しく確認しておいて下さい。
着物や和服の梱包方法
着物や和服の型崩れを防ぐために、丁寧に畳んだ状態で梱包していきます。
移動のゆれで生地が擦れたり、色移りなどの恐れがあるので、必ず畳紙(たとうし)に入れてください。
- 着物は丁寧に畳む
- 畳んだ着物には、たとう紙または紙を挟んでおく
- ダンボールのサイズに合うように入れる
- 引っ越し終了後は速やかにダンボールから出して収納する
たとう紙がない場合は、楽天などのネットショップでも売られています。
また100円ショップに売られている、不織布の着物収納袋などでも代用可能です。
梱包用ダンボールは、和服専用のダンボールを利用するとピッタリ収まります。
大型ホームセンターや楽天などのネット通販で購入しましょう。
また無印良品やニトリなどで 売られている衣装ケースもちょうど良いサイズです。
着物を畳んで三つ折にした状態で収まります。
ダンボールは使い捨てなので、衣装ケースの方が使い勝手が良く経済的ですね。
それとダンボールは湿気を吸いやすいので、引っ越しが終わったら必ず着物を出して別の場所に収納しましょう。
そのままにするとカビやシミの原因になります。
着物や和服の持ち運び方
着物や和服を持ち運ぶときに、箱を傾けてしまうと中の着物がずれてしまいます。
この状態だと変なシワが付いてしまうので、水平で持ち運ぶようにしましょう。
滑り止めマットを敷いて、その上に着物を置くと箱の中でズレにくくなります
引っ越しの持ち運びでシワが出来てしまったら
ダンボールや衣装ケースから出してシワが出来ていたら、まずは1日ほど着物用ハンガーに掛けて陰干しして下さい。
薄くついたシワなら取れることがあります。
陰干しでも取れないときは、当て布をして裏側からアイロンをかけましょう。
着物の生地や飾りに使っている糸などによってアイロンに関する条件が違うので、目立たない場所で試してから行ってください。
特に、絹の着物は蒸気で生地が縮むおそれがあるので、スチームをあてないよう注意しましょう。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。