洗濯機の引っ越し準備｜ホースの水抜き排水と設置方法

冷蔵庫の引っ越しと同様に、洗濯機も水漏れや故障など取り扱いに注意が必要です。

引っ越し業者に取り外し設置を任せましょう。

冷蔵庫の引っ越し準備｜電源は何時間前？いつ水抜き？

洗濯機の引っ越し準備前に確認すること

新居に洗濯機を持っていく場合は、設置できる大きさなのか確認する必要があります。

• 玄関のドアや廊下の幅
• 洗濯機パン（洗濯機防水パン）のサイズ
• 水道の蛇口から床までの高さと奥行き
• ドアの開く向き（ドラム式洗濯機の場合）
• 移動時に使う輸送ボルトの有無（ドラム式洗濯機の場合）

見た目は大丈夫そうでも、実際に寸法を測ってみると入らないことがあります。

特にドラム式洗濯機は、高さや奥行まで測りましょう。

玄関からの搬入が難しい場合は、何か良い方法が無いか見積もりのときに相談してみましょう。

引っ越し訪問見積もりの心構えと業者選びのポイント

全自動洗濯機の水抜きのやり方

引っ越し会社によって対応が違いますが、水抜きが必要な場合があります。

雑巾とバケツまたは洗面器を用意しましょう。

給水ホースの水抜き

1. 洗濯機の中が空なのを確認する
2. 水道の栓を閉める
3. フタをして、電源をONにしてスタートボタンを押す
4. スタートして３０秒ほどしたら電源をOFFする
5. 蛇口から給水ホースを外す

スタートした時にチョロチョロと水が出たようであれば、ホース内の水は抜けています。

また、普段使用している時はホースがパンパンなのですが、水抜きが成功するとフニャフニャになっているハズです。

蛇口から給水ホースを外すと、中に残っている水が少し漏れる事があるので、バケツや洗面器などで受けながら行ってください。

排水ホースの水抜き

排水ホースの水抜きは、給水ホースの水抜きを先に行って下さい。

1. 電源をONにします
2. 脱水コースの一番短い時間を選択し、スタートさせます
3. 脱水が終了したら、電源をOFFにして洗濯機の中の水分を拭き取る
4. 洗剤入れがある場合は、洗剤も取り除く
5. 取扱説明書に従って排水ホースを外す
6. 電気コードとアースをまとめて、養生テープで貼って固定する

脱水をスタートすると排水されるので、ジョロジョロと排水音が聞こえると思います。

排水ホースを外すときは、水が床にこぼれないようバケツや洗面器などで受けながら行ってください。

排水ホースや排水トラップは、とても汚れている可能性が髙いので、輸送中に周りを汚さないよう掃除しておきましょう。

ドラム式洗濯機の水抜きのやり方

給水ホース・糸くずフィルター・排水ホースの順番で行います。

水抜きが終わったあとも洗濯機内からチャプチャプといった水の音がします。

これは脱水するときに回転のバランスを安定させる部品に入っている液体の音なので、洗濯機内に水が残っているワケではありません。

ドラム式洗濯機は、移動時にドラム槽を固定する為の輸送ボルトが必要です。
輸送ボルトが無い状態で移動させると故障する恐れがあります。
紛失したり手元にない場合はメーカーで取り寄せましょう。

給水ホースの水抜き

1. 洗濯機の中が空なのを確認する
2. 水道の栓を閉める
3. フタをして、電源をONにしてスタートボタンを押す
4. スタートして３０秒ほどしたら電源をOFFする
5. 蛇口から給水ホースを外す

蛇口から給水ホースを外すとき、中に少し水が残っている事があるので、バケツや洗面器などで受けながら作業して下さい。

糸くずフィルターの水抜き

1. 電源をONにします
2. 脱水コースの一番短い時間を選択し、スタートさせます
3. 脱水が終了したら、電源をOFFにして洗濯機の中の水分を拭き取る
4. 糸くずフィルターのつまみを緩め、バケツや洗面器などに水を出していく
5. 水が出なくなったら全部引き出す
6. 汚れを取り除き、よく水分を拭き取ってから元に戻す

洗濯機によって場所などは違いますが、概ね工程は同じです。

排水ホースの水抜き

1. 排水ホースを外す
2. 電気コード・アースを外し、まとめてガムテープで貼って固定する

床に水がこぼれないようバケツや洗面器などで受けながら行ってください。