様々ある引っ越し荷物の中でも、特にピアノは特殊な荷物扱いとなります。
一般的な普通の荷物と違い、重量があることから簡単には運べません。
またピアノは高価なものでもあるので、プロに安心して運んでもらいたいですよね。
このページの目次
ピアノの引っ越し費用はいくら?追加料金とは?
ピアノの種類、建物の環境などにより引っ越し料金が違います。
運搬の条件によっては、追加料金も必要です。
ピアノ引っ越しの料金相場
大手の引っ越し運搬業者の相場は、次のようになります。
ただし相場といっても定価などありませんから、業者ごとに設定が違うのであくまでも目安として考えてください。
エレクトーン・電子ピアノ
10km以内 | 10,000円~13,000円 |
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20~40km以内 | 15,000円~18,000円 |
50~99km以内 | 20,000円~30,000円 |
100~120km以内 | 33,000円~35,000円 |
アップライト
10km以内 | 15,000円~20,000円 |
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20~40km以内 | 20,000円~25,000円 |
50~99km以内 | 25,000円~35,000円 |
100~120km以内 | 35,000円~40,000円 |
グランドピアノ
10km以内 | 30,000円~35,000円 |
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20~40km以内 | 35,000円~40,000円 |
50~99km以内 | 50,000円~60,000円 |
100~120km以内 | 65,000円~70,000円 |
2~4月の引っ越しシーズンは割増料金となります
追加料金が発生する条件
ピアノの引っ越しは、住宅環境や搬出入の方法によって変わります。
ピアノは大きく重い荷物なので追加料金を請求されるケースが多く、どういった条件で追加料金が発生するのかよく話し合うことが大事です。
エレベータが使用できない
集合住宅などでエレベータがない。
または、ピアノの重さに耐えられないエレベータの場合は、階段での搬出入となり、1フロア毎に料金が追加されます。
エレベータがある場合でも、600kg以上の大きさが必要なので該当するのか確認してください。
搬出入ができないくらい幅が狭い
2階以上での引っ越しで、通路や階段、踊り場などが狭くピアノが通らない場合は、クレーンを使って窓からの搬出入になります。
クレーン車は窓のそばでの作業になるので、そこに停車スペースがあるかでクレーンの大きさが変わります。
窓のそばにクレーンが止められないときは、大型のクレーン車を使うことになるので、そのぶん料金も高くなる。
それと建物付近に電線が多数ある場合は、クレーン車が使えないこともあるので必ず確認してください
人力での搬出入
クレーン車が使えないときは、人力での搬出入になります。
滑車などを用いて手吊りという手法で引き揚げます。
ある程度の作業人数が必要なので、人件費がプラスされます。
手吊りに対応できない業者もあるので、必ず確認しましょう。
追加料金の相場
追加料金の設定は、引っ越し業者ごとに違うので、必ず複数社で見積もりをとって、見比べてから決めましょう。
エレクトーン・電子ピアノ
階段1階分 | 3,000円~5,000円 |
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クレーン通常サイズ | 10,000円~ |
人力(手吊り) | 10,000円~30,000円 |
アップライト
階段1階分 | 5,000円~8,000円 |
---|---|
クレーン通常サイズ | 10,000円~ |
人力(手吊り) | 10,000円~30,000円 |
グランドピアノ
階段1階分 | 5,000円~10,000円 |
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クレーン通常サイズ | 10,000円~ |
人力(手吊り) | 10,000円~40,000円 |
その他の注意事項
大切なモノだから絶対に失敗できません。
料金だけではなく、ピアノがスムーズに運搬できるよう準備も忘れずに。
ピアノ搬出入日の天候
通常の引っ越しであれば、雨が降ってもキャンセルということはありません。
しかしピアノの場合はそんなワケにはいきませんよね。
梅雨時期や大雨などの場合は、どんな対応をするのか業者に事前確認が必要です。
ピアノに対する保証内容
絶対にあってはなりませんが、もしも搬出入で傷や汚れがついた場合の保証がどうなるのか。
ピアノだけでなく建物も同様に、引越し運送約款をよく確認しましょう。
事前に状態をチェックし、全体を写真に撮っておくと安心です。
引っ越し後の確認
ピアノが搬入できたら、まずは状態を確認しましょう。
傷や汚れが見つかれば、すぐに業者に連絡して下さい。
また運送中に音程が外れることがよくあります。
オプションで調律ができる業者もいるので、利用してみましょう。
引っ越しで損してませんか?
引っ越しで損しない為には、複数社の見積もりが基本となります。
これは引っ越し業者の料金設定やサービス内容がそれぞれで異なっている為です。
つまり一社の見積もりだけで契約すれば、知らない間に損をしている可能性もあるワケです。
いくつかの業者を比較しただけで半額になったという驚きのケースもありますからね。
それを知らなかったではモッタイナイですよ。
それと参加企業が多い見積もりサービスのほうが競争原理で価格交渉に有利です。
参考までに下記サービスは中小から大手まで幅広く引っ越し業者が比較できます。
※ちなみに、ここなら電話番号が任意(つまり入力不要)なので、電話営業が苦手な人でも安心して利用可能なのです。